まず最初に断っておきますが、体験版をプレイしての感想である。
それでも製品版への引継ぎが可能となっており、製品版と同等と言って差し支えないだろう。
因みに、期間限定(3月10日から4月19日)配信であり、
しかもオンライン専用ですから、気になる人は今の内にプレイしましょう。
一部では”FFの死にゲー”などと言われているようですが、
全くそんな事は無く、難易度設定が出来る時点で既に違う事が分かる。
ですから、本作は”ハクスラ要素のあるアクションRPG”と捉えて全く問題ありません。
結論から先に申し上げて、今年の”糞ゲー・オブ・ザ・イヤー”と、
”手抜きゲー・オブ・ザ・イヤー”のダブル受賞が濃厚なくらい酷い有様だった。
ダメだこりゃあ~♪ ブッパッパ・ブッパッパ・ブッパッパ~♪
まず、他のゲームでも散々言われている”字幕文字の小ささ”に問題あり。
開発中はPCを使って行っており、モニターから30cmやそこらで見ているので、
これなら文字が小さいとは思わないけど、
一般家庭において、そんな状況でプレイする人は少ない。
殆んどの人は、居間や自分の部屋でTVに繋ぐから、1m以上離れている。
こんな状況であるのに、それを理解出来ていないのがダメ。
又、和ゲー(日本で開発)なのに、海外優先でプロモーションしている。
これは本作に限らずだが、世界同時発売のタイトルが増えている傾向にあり、
海外版をプレイした事がある人なら分かるけど、やっぱり文字が小さい。
アルファベットなどは文字そのものが小さく、日本語は漢字仮名混じりだから大きい。
それに欧米人は”読めれば良い”のであって、読み難いとかは余り気にしていない。
ですから、洋ゲーをプレイすると”利便性が悪い”傾向が伺える。
それから、頻繁に使うであろう”調べる”や”話す”と言った動作の時において、
初期設定では、いわゆるオプションボタンに配置されている。
このボタンは押し難いから、頻繁に使うべきでは無い。
唯一の救いは、ボタン割り当てを変更可能な事であり、これで解決出来る。
このボタンが余ったからみたいな感じがして仕方がないのだよ。
後は、街中での移動と言ったものは無く、会話はリストから選ぶだけ。
そんでもって、大事なストーリー展開については、文章が表示されるだけであり、
何とも寂しい限りじゃあ~りませんか・・・ハハハ。
冒頭で”ハクスラ要素のあるアクションRPG”と書きましたが、
それだけ装備品は取り換える事が多くなるのに、
ステータス表示など、これらが見難く、また分かり難い。
ダンジョンは結構な広さなのに、マップ表示も無いので不便極まりない。
ここまでクソミソと書きましたが、これが”基本無料タイトル”だったら、ここまで書かない。
まあ無料だし・・・で、諦めたりするけど、フルプライスでこれは厳しい。
プロデューサーだか、ディレクターだか知りませんが、これでGOサインを出すのですから、
はっきり言って”センスも才能も無い”と言わざるを得ません。
全ての合計が10点だとしたら、アクション3点、ストーリー1点、手抜き6点だよ。(完)
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