いやー、これ、メチャメチャ楽しみにしていました。
期待値が大きかったせいか、思っていたのと違い残念ではあったものの、
ストーリーは良く、とても楽しめたのも事実である。
感想を含め、そこら辺の評価ポイントなどを述べて行きます。
◎ストーリー ★★★★☆(星4つ)
100年に渡り、不可解な死が続く四十間(しじま)一族の謎を解き明かすもので、
不老の果実と言うファンタジー要素が入っているのが減点ポイント。
もっと、こー、何つーのかな、いわゆる『〇〇殺人事件』みたいなのが好みだった。
最初の事件を発端に、第二、第三の殺人が起こるみたいな・・・ベタ展開。(笑)
しかしながら、そんな事よりも非常に良く練られており、
クリア後のおまけ要素をプレイする事で全貌が明らかになり、涙するほどでした。
#春ゆきてレトロチカ
— 南斗家団兵衛 (@nantokadanbee) May 14, 2022
結局S評価は取れずクリア。
章を追う毎に真相解明が面倒で、
それはどーでも良くなった。
補って余りあるストーリーは秀逸。
いやー、これ、良く錬られている。
温泉宿のところは気になっていた。
最後は、ピッコロさ〜んだもの。
泣いたよ。泣いた。
◎ゲームバランス ★★☆☆☆(星2つ)
粗削りな印象が否めないのが非常に残念でした。
ムービーが再生される問題編。その途中に選択肢が表示されるのだが、
基本的にひとつのストーリーしか無く、選んだところで大差無い。
ただ観ているだけだと退屈に感じるから、プレイヤーを参加させる意図だろう。
又、手掛かりが表示され、そこでボタンを押しても押さなくても取得出来る。
この辺も必要以上に参加させようとしている。
それが観終わったら、仮説を立てる推理編。
上記で取得した手掛かりを元にして、パズルを組み立てるのだが、
ただ単に絵柄を合わせるだけの作業が”やらされている感”となり頭を使う要素は皆無。
俺だったら推理編と解決編を合わせて、ここで穴埋め問題のようにして絞り込み、
解決編でムービーを観るようにすれば良いのになぁ~と思う事しきり。
#春ゆきてレトロチカ
— 南斗家団兵衛 (@nantokadanbee) May 12, 2022
レトロチカじゃなくて、
エロとチカに見えるの俺だけ?
それはそうと、
推理する仮説のあれだけど、
全部嵌めないと気が済まないから、
無駄に時間掛かるw
そして最後の解決編だが、無駄に多い仮説の為、結論が出ないまま突入。
ここで正解を導くのは困難を極める。
だからと言って仮説を絞ると、正解が無いままになってしまうのが難点である。
最後に、評価ポイントが表示されるのだが、それを後で見返せないのも減点材料である。
#春ゆきてレトロチカ
— 南斗家団兵衛 (@nantokadanbee) May 12, 2022
1つ間違げーたから第1章はA評価。
評価点くらいスクショ撮りたい。
あのままだとネタバレになるから2画面で。
字幕はもう少し大きめが良い。
推理の時のカーソル移動がやり難いので、
ボタン割り当てしたい。
絵柄を合わせるのに見難かったりするので、
拡大出来ると良い。
それから、相変わらず言っているネタバレ防止に協力してってやつ。
そんなものはユーザーに委ねれば良いんですよ。
ネタバレを喰らったなどと言う人がいるが、それは筋違い。
ネットに繋げば情報が転がっているのですから、遮断しない方が悪い。
折角、シェア機能などで簡単に動画配信出来る機能がある。
プレイする側も、観る側も、一緒に楽しもうぜ!
観たい知りたいって人は参加するし、嫌だったら参加しなければ良いだけの事。
そんな事もあり、シェア機能に対応しておらず、唯一撮れたのがトップ画像でした。
公式(メーカー)が強要しているにも関わらず、マルチロールシステムと言って、
俳優さんが、章(時代)毎に違う役を演じて、そこでの犯人は他の章(時代)では犯人にならない。
だから”犯人が分からなくても犯人は分かる”システム。(笑)
ネタバレ防止と言っておきながら、その点を暗に言っているのと同じ。(笑)
◎グラフィック ★★★★★(星5つ)
これは文句無く満点ですよ。実写なんだから。(笑)
ただまあ、CGとの合成もあるみたいですが、全く気にならないレベル。
こんな具合でしたけど、この手のゲームが発売されるのは実に久し振りである。
実写を使ったゲームはありますが、それは静止画であったり、
かと思えば・・・ムービー仕様でも選択肢を選ぶだけのものだったりと。
歴史は繰り返されると言いますから、またブームが来れば嬉しい。(完)
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